1年半前より使用していたPokémon GOの非公式ツール、オートキャッチだがここ最近バッテリーの持ちが悪くなってきた。そこで久々にPokémon GO関連のガジェットを検索してみたらオートキャッチよりも格段に使いやすそうなデュアルキャッチモンと言うガジェットがあったので購入、レビューする。
デュアルキャッチモン
デュアルキャッチモンはPokémon GO Plusの機能をそのままに、捕獲とアイテム収集を自動化するガジェットだ。価格は少し高めの1万円前後。Pokémon GO Plusの機能を持った先発のツールとしてポケットオートキャッチやGO-TCHAが存在するが、それらは腕時計型なのに対してデュアルキャッチモンはカバンに入れておく想定なのか、完全に「おもちゃ」の形をしている。
スペック
大きさ(縦×横×厚み) | 7cm×7cm×2cm |
重さ | 80g |
バッテリー | 単4電池2本 |
バッテリー持続時間 | 600時間 |
同時接続数 | 2台 |
付属品 | 本体、シリコンケース、ストラップ、説明書 |
オートキャッチに比べてかなり大きめな本体。バッテリーが単4電池というところが大きさの原因だとは思うが、その代わりにかなり長いバッテリー持続時間を得ている。
オートキャッチ、GO-TCHAに比べての優位性
1年半使ってきたオートキャッチ、またオートキャッチと同一製品のGO-TCHAと比較する。
バッテリーが単4電池ということ
デュアルキャッチモンはバッテリーに単4電池を採用している。そのため電池が切れたら新しい電池に交換すれば良いためバッテリーの劣化がない。オートキャッチは1年半使用すると徐々にバッテリーの劣化が目立ってきていた。
また、単4電池は電池容量が大きいためか、バッテリー持続時間が600時間とかなり長い。
ただ、電池を入れるスペースを確保するために本体形状はかなり大きめとなっている。
再接続の際、アプリ側からの操作のみでOK
オートキャッチやデュアルキャッチモンはPokémon GO Plusと全く同じ仕様に則っているため、Pokémon GOとの接続が1時間で切れてしまう。
切れた際、再接続するためには、オートキャッチはアプリ側でPokémon GO Plusの接続アイコンを押した後、オートキャッチの本体もタップして起動させなければいけない。これはつまり再接続の際は必ずカバンから取り出さないといけないということを意味する。
デュアルキャッチモンではアプリ側のPokémon GO Plusの接続アイコンを押しただけで接続が可能。デュアルキャッチモンは10分間使用しないと自動的にスリープに移行するが、スリープ中でもアプリ側だけで接続することができる。
スリープであっても結構早く再接続が可能だ。
正直これめちゃくちゃ便利。今までオートキャッチをカバンに入れっぱなしにすることができなかったが、この機能のおかげでカバンに入れっぱなしで再接続ができる。
Bluetoothの接続範囲が広い
これは使用してみてびっくりだったのだが、Bluetoothの接続可能範囲がオートキャッチに比べてかなり広い。オートキャッチを隣の部屋に置いておいても接続することができる。
接続可能範囲としては、ちょっと高性能なイヤホンと同じぐらいの接続可能距離があると思う。
これなら普段からずっとバックの中に入れて置き、家の中でもカバンの中にしまったままデュアルキャッチモンと接続しておくといった使い方ができる。これは本当にすごい。
2つの端末に同時接続可能
正直これは規約違反だが、1人で2つのアカウントを運用している人は、デュアルキャッチモン1つで2つのアカウントを接続し、育てることができる。
オートキャッチだと1つの端末で1アカウントのみのため、オートキャッチを2使うよりもデュアルキャッチモンを購入したほうが安上がりではある。
デュアルキャッチモンの中に基盤が2つ搭載されており、それぞれにペアリングができるようになっている。
気になるところ
デュアルキャッチモンは後発であるがために、オートキャッチの不満点などをかなり研究して開発されている様だが、もちろんデュアルキャッチモンにも不満点はある
高周波ノイズを発している
これはごくわずかであるが、スマホと接続しているとデュアルキャッチモンから「ピー」や「ジー」といった高周波ノイズが聞こえてくる。
人の話し声が聞こえる環境だとあまり気にならないが、一人で部屋にいるときなどは結構耳障りな音として聞こえる。
ただしこれは、カバンの中に入れっぱなしにできるデュアルキャッチモンからしたら些細な問題なのかもしれない。
車のスマートキーとの干渉
これは環境によるかもしれないが、私の環境・カバンだとデュアルキャッチモンと車のスマートキーを同じカバンのポケットに入れていた車の鍵が開かなかったり、エンジンがかからないという現象があった。
カバンの中に入れるときは車のスマートキーからは離して入れたほうが良いかもしれない。
サイズが大きい・正直ダサい
これはバッテリーが単4電池というところが影響しているかもしれないが、本体が大きくて分厚くダサい。もう少しおもちゃ感をなくしたデザインにしてほしいというのが正直な印象。その点オートキャッチはまるでスマートウォッチの様な外観であったため、優れていたと言える。
なんでこの手の商品はこんなおもちゃ感丸出しなんだろうか・・・正直今のポケモンGOユーザーは高年齢の人たちばかりだと思うが・・
まとめ
もし今Pokémon GO Plusの互換機(オート捕獲機)を探しているのならば私はデュアルキャッチモンをお勧めする。
確かにオートキャッチの方がデザインに優れてはいるが、そもそもデュアルキャッチモンであればカバンから出す必要がない。バッテリーの持ちも良いし、通信範囲も広い。
オートキャッチが出た当時に比べていろいろ改善・進化しているのだなぁと実感。もっと早く買えばよかった。
ちなみに、非公式ツールのため、アカウントがBANされてしまう恐れを秘めている商品ということをお忘れなきよう。
その後
その後1年以上使用しているが、BANされることも、デュアルキャッチモンが壊れることもなく快適に使い続けることができている。
ただ、やはり付属のシリコンは汚くなってしまった。
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