約1年間使ってきたsesami4が故障したので修理に出したので症状と修理の顛末について書いておきたい。
私のsesami4
sesami4を購入したのは約1年前で、事象が発生するまでは特に予兆もなく突然の故障となった。
使用頻度としては毎日の鍵の開け閉め。平日はsesamiで1日3回ほど開け閉め。休日は1日10回ほど開け閉めしていたと思う。
公式サイトで謳っていた耐久性はもっと耐久性があるような事を言っていたので、想定よりも早く故障した。
症状
私のsesami4の故障の症状としては、ある日突然鍵を開ける時に鍵を開け切った事を認識できずにずっとモーターが動き続けるという症状。
どうやら角度を認識するセンサがおかしい感じで、よく稼働する部分の角度を認識しなくなってしまった。
一応施錠角度を調整してやれば使えなくは無いのだが、角度の認識がおかしいため時々施錠できなかったり、中途半端に解錠されてしまっていた。
問い合わせと修理
購入したのが2022年5月でこの故障の症状が出たのが2023年の4月。sesamiは保証が1年なので急いで問い合わせをした。
問い合わせはメールで行い、基本はメールベースでのやり取りとなった。
まず、故障していそうという旨を連絡すると、本体のリセットとそれでも改善しない場合はドアから取り外した状態で故障の症状を動画で撮影して欲しいと連絡があった。
このドアの取り外しがなかなか大変で、sesamiの公式ページでは取り外しが固い場合はたこ糸で外せば良いと書いてあったが、私の場合は両面テープの粘着力が強すぎた為にたこ糸が切れてしまった。
しょうがなく釣り糸で切ったが、両面テープについてはもうちょっと良い感じに取り外せる工夫が欲しいなと感じた。
で、結局リセットしても症状が改善されなかったので以下のような動画を送付。
上記の動画を送ったところ、故障と判断されて修理となった。
修理は着払いで送付するのだが、メーカーからの指定で特定の品目名を記入しないといけない。その品目名がクロネコヤマトだと文字数オーバーで書けないのでスペースを削除するなどの工夫が必要。他のメーカーでも時々あるが、品目に特定項目を書かせたり、備考欄(備考欄自体存在しない場合ある)に記入させる場合は文字数が足りない場合がある。そのため、ぜひそのあたり文字数などをを配慮した仕組みにして欲しい。
修理結果
ちょっと予想外だったのが修理については本体丸々交換ではなく、ちゃんと故障個所を特定してその部品のみ交換したというところ。
正直sesami4は値段も安いのでこんなに人件費かけて商売が成り立つのか心配になる。
こちらが返送されてきた製品。
実は電池を外した時に気づいたのだが、電池ボックス内が錆びていたのも綺麗になっていた。恐らく雨の日にドアを開けた時に雨水が侵入して錆びたのだと思う。
できれば電池ボックスの蓋ぐらいは防水になってくれると嬉しいのだが。
という事で、修理から帰ってきたsesami4は問題なく動作するようになった。
やはり鍵に関する装置なので不安要素は取り除いておきたい。
アダプターの購入
修理を依頼する際に、サムターンの写真を送付したところアダプターの購入をおすすめされたため購入してみた。
私の家の鍵はmiwaの鍵なのだが、確かにsesamiに対してサムターンが低くsesamiのモーターが頑張っている感じがしていた。
購入したのはPOSTEというアダプター。送料含めて600円ぐらいだったのでそれほど高い買い物ではない。付属品としてはアダプター本体と、sesamiを取り付ける用の両面テープが付属されていた。
物としては3Dプリンタで造作された感じ。ただ、強度は有りそうなので途中で破損することは無いかな。
もちろんばっちり取り付けできる
sesamiを取り付けるとこんな感じ。隙間がかなり少ない。
縦方向についてはsesamiの回転軸からずれてしまっているが、特にモーターに負荷がかかっている様な音はしないため、一旦このまま取り付けた。
まとめ
という事で、sesami4を約1年使いましたが故障したため修理してもらいましたという話でした。
鍵に関する製品としては1年で故障になるというのはちょっと心配であることは否めない。
ただ、センサの問題については先日発表されたsesami5であればより耐久度が上がっているという事なので、心配な方はsesami5を購入するのが良いのかも知れない。
私は今回修理してもらったし、sesami touch proもsesami4に対応しているのでしばらくはこのままsesami4を使い続ける予定だ。
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