100点じゃないけどこの価格なら合格。ANKER Soundcore P40iワイヤレスイヤホンレビュー

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最近は安くて高性能なイヤホンが出てきてるんだね。。。

目次

今まで使っていたJabra 65tが壊れました。

2018年に購入してから約6年間使っていたJabra 65tがついに壊れてしまいました。

もともとこの機種のケースは開け方が独特でケースの蓋に負荷がかかるような開け方をしないといけなかったのだけれども、6年間開け閉めをし続けたせいか、ついにケースが破損しました。

イヤホン本体は問題なく使えるのだけどケースがこれではあまりにも不便。

ケースは単体で買うと結構いい値段するので、これならまあ新しいの買えばいいのかなと思ったのが、今回の購入動機。

ANKER Soundcore P40i

昔は完全ワイヤレスイヤホンってそこまで選択肢がなかったのだけども今は安いのから高いのまでラインナップは豊富。

メインで使っているのはJabra75tなので65tの代替はそこまでスペックが高いのでなくていいかなと思い、ミドルクラスのワイヤレスイヤホンから選択した。

いろいろ調べたら比較的最近発売されているANKER Soundcore P40iが評判もよさげだし、マルチポイントにも対応しているしで自分の求めているスペックをすべて満たしていたので近くの家電量販店でポイント消化も兼ねて購入。

箱は今時ANKERらしい箱。高いイヤホンでもないので高級感はありません。

製品名よりも強調されているULTRA NOISE CANCELLING 2.0という記載の通り、7000円台でありながらノイキャンも搭載している。上位機種になると3.0のバージョンのノイキャンが搭載されているらしい。

裏はまあ、広告ですね。おしゃれではないですが、別に箱に高級感とかは求めてないのでOK。このあたりの”体験”はやっぱり高級機とは異なりますな。

外観、付属品

箱から出すと付属品は本体、複数サイズのイヤーピース、充電コード、説明書と保証書となっている。

ちなみにイヤホンには初めからMサイズのイヤーピースがはまっている。

ケースは艶消しのやや丸い形状。スタイリッシュかと言われれば微妙かな。もうちょっと小さいほうが個人的にはありがたい。ポケットに入れるとやや嵩張る印象を受ける。

Jabra 65tのケースと比べるとこんな感じ。若干大きく見えるがその分横の長さが抑えられているので総面積は変わらないかな?

Jabra 65tのケースは購入当初P40iと同じく艶消しっぽい感じだったので持ち運んだらケースがテカテカになりそうではある。

ケースにはUSB-Cとリセットボタンが搭載されている。今時USB-C以外の選択肢もないだろうけども、Jabra 65tはmicroUSBだったのでだんだん規格が統一されてきてうれしい。

あとは私の環境だとマウスぐらいかな・・・MicroUSBは。。

このあたりの処理は面一できれいです。

ふたを開けるとイヤホンとご対面。このイヤホンはケースにスタンドが内蔵されており、動画を見るときなどケースを使ってスマホを立てることができる。が、そこまでケースのヒンジは強くなさそうなので重たいスマホだとケースが痛むかも?

イヤホンとケースはもちろん磁石で引っ付くようになっており、雑に収納してもスチャっと収まる。

イヤホン本体は若干AirPodsのような?昔のイヤホンのような?軸があるタイプ。見た目はかっこいいとは思わないかなぁ・・・

イヤホンの背面はタッチセンサになっている。ロゴの中に突起があり、どこをタッチしたら操作できるのかわかりやすくなっている。この辺りはシャンプーとかでもやってるよね。→シャンプーのギザギザ

使ってみた感想、音質とか

イヤホンの音質ってかなり人によって感じ方が違うとは思うけど、主にjabraを使っている私の感想というところでとらえてほしい。

音質

音質は、悪くはない。この悪くはないというのは、私が持っている格安イヤホンと比べるとという意味。この価格にしては頑張っている方なのかな?という感じ。

傾向としてはドンシャリ系。Jabra 65tと比較すると特に低音のブーストが効いている感じがする。

高音についてはお世辞にも聞きやすいとは”私は”感じなかった。ちょっと高めの声のボーカルだと刺さるような音質となっている。

Panic! At The DiscoのHigh Hopesなどはもともとかなりキンキンするような楽曲だが、P40iで聞くと低音の強調と刺さるようなボーカルの音が気になってしまう。特にサビの複数の音が重なるような場面ではとっ散らかってるような印象を受けてしまった。

ただ、これはあくまで私の受けた印象で、Jabraはかなりフラットな音だったためそれに慣れているからかもしれない。

もうちょっとフラットな感じで良いなと思ってイコライザで弄ってもあまり好みの音質にはできなかった。

もう一つ、音質に影響している要素であるイヤホンの密着感だが、ちょっと私は軽め。それこそ耳の形状に左右されるところではあるが、このイヤホン形状を見るにそこまで密着感を求めているわけではないのかもしれない。

Jabraはめちゃくちゃ密着するので差が気になった。

ノイズキャンセリング・外音取り込み

ノイズキャンセリングは結構優秀。明確に差がわかるほどONとOFFでは違いがある。しかし、前述の通りイヤホンとの密着間が乏しいためノイズキャンセリングをONにしないと気になるレベルで雑音が入り込む。

パッシブノイズキャンセリングの機能としては低いかな。ただ、それを上回るアクティブノイズキャンセリングの性能だとは思う。

外音取り込み機能は、これは使い物にならないかな。もともとJabraが優秀すぎるのかもしれないが、P40iの外音取り込み機能だと会話はできない。

外音取り込み機能があるからP40iにしようと思っている人がいたらそれは辞めておいた方がいい。

使い勝手とか、機能とか

使い勝手については値段の割にかなり良いと評価をしておく。

この値段でケースはしっかりとワイヤレス充電に対応している。しかもケースの形状がいいからか、充電されていないということが少ない。Jabra 75tもワイヤレス充電が搭載されているが、充電ミスが多い。

アプリの作りもかなり優秀で、アプリからノイズキャンセリングのON・OFFや、イコライザの設定ができる。

この機種はこの値段なのにマルチポイントにもしっかり対応している。そのマルチポイントの登録もアプリから行う。

あれ?ということはPC-PC間でのマルチポイントはできないということかな・・??

イヤホンをタッチすることによる動作のカスタマイズもアプリ上から行うことができる。なので基本的にはスマホで使うことが前提のイヤホンなのかもしれない。

音切れなども現状不満点はなし。木造の2LDKのメゾネットタイプの家だが、家の中であればどこにいても接続が切れることはない。この辺りは今時のBluetoothであれば当たり前か。

まとめ

良いところ
・値段の割に機能が多い
・音質はそこそこ

気になるところ
・音質はそこそこだけど、自分の好みではない
・装着感が微妙
・外音取り込み機能は使い物にならない

音質のところで酷評感でてしまっているが、あくまでも個人の感想です。他サイトのレビューなどを見てると高評価が多いので私の耳がおかしいのかもしれない。

ただ、やっぱりフラットな音が好きな人にとっては少し癖が強めのイヤホンだとは思う。

値段の割に頑張ってるイヤホンかなと思う。ミドルクラスのワイヤレスイヤホンを探している人は候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

どうもZuxikkuです。
日本語だとズィックだとかジックって呼ばれています。
外国の方だとズクシーとか。ガジェットとか新しいもの大好き。

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