以前の投稿でm.2のSSDが欲しいといった投稿をしたが、今回Amazonのブラックフライデーセールでm.2のSSDを購入したのでご紹介。
この手のSSDはほかの専門的なブログがスペックなどを詳細に検証してくれているので私は初m.2のSSDを使ってみた感想などを・・・
Western Digital SSD 1TB WD Blue SN550 1T
私が購入したのはWestern Digital SSD 1TB WD Blue SN550というSSD。
m.2のSSDとしてはかなり安い部類。m.2が採用されるような高速なSSDは発熱問題があり、 サーマルスロットリング機能で性能が低下してしまうものもあるらしいので、一概に高くて速いSSDが正義というわけではなさそう。
私は少なくとも容量は1T欲しかったのでコスパ重視で選んだ。
パッケージ
パッケージはWDのBLUEらしい簡素なパッケージ。わくわく感とかは全くないです。PCパーツにそういうの求めている人少ないと思うけど。
中も簡素な感じ。思ってたよりもかなり小さい。これで1Tもあるんだからすごい。
実際に取り付けてみた
埃だらけの写真で失礼。元々は2.5インチのSSDをRaid0構成で使用。このPCケースはちょっと古いので2.5インチのSSDを格納する専用のスペースがないのでケースの中に転がしていた。
SATAケーブルや電源ケーブルが無駄に増えてごちゃごちゃしていた。
取り付けるとこんな感じ。マザー直付けなので配線シンプル。電源のケーブルも1本外すことができたので裏配線に余裕ができた。
コンパクトなPCを作りたい人には本当にいいと思う。自分はいまだに3.5インチのHDDを3つ積んでいるので今更SSDがm.2になったところでごちゃごちゃ度はそこまで変わらない。
速度
これが旧SSD、Samsung 840 PRO Series MZ-7PD256B/ITをRaid 0構成でしていた。
Western Digital SSD 1TB WD Blue SN550 1Tの速度。かなり早くなっている。ただ、体感に変化あるかといわれると、、微妙かな。
OSの起動速度
私の環境下ではOSの起動速度が格段に速くなった。そもそも私の場合、RAID構成を組んでいたためRAIDコントローラーの読み込みに時間がかかっていたが、今回RAIDをやめたためRAIDコントローラーの読み込みが省かれ起動速度が速くなった。RAIDコントローラの見込みだけでなく、OSの読み込みも早くなっており一番SSDを交換した恩恵を受けている。
書き込みキャッシュ切れ
SSDは書き込みの際キャッシュを使うが、このSSDも例外ではない。書き込みキャッシュが切れた後の性能が本来のSSDの性能といえる。
30Gぐらいのファイルをコピーした際、大体5Gぐらいでキャッシュ切れを起こし、書き込み速度が大幅に低下している。書き込み開始直後は1500MB/sほどでコピーをしているが、しばらくすると600~700MB/sでコピーされている。これがこのSSDの本来の書き込み速度なのだろう。
温度について
発熱が問題になることが多いm.2のSSDだが、この製品については別段何か対策というものは必要なさそう。ヒートシンクをつけたり、FANの風を当てたりしてはいないが、アイドル時は室温25度で40度。
連続でファイルを書き込みしても70度になることはなかった。夏場熱いところでどうなるかは要確認だが、温度を気にする必要はおそらくなさそう。
まとめ
○良いところ
- コストパフォーマンスに優れている
- 発熱が少ない
×微妙なところ
- キャッシュ切れ後の書き込み速度はちょっと遅い。
- ハイエンドのSSDに比べると動作は若干遅め。
ブラックフライデーセールで安く買ったSSDのレビュー。初めてのm.2 SSDとしては満足度が高かった。
ハイエンドで爆速というわけではないが、m.2 SSDを初めて試してみるとか、容量多いのが欲しいけど値段も抑えたいという欲張りさんにはぴったりのSSDだと思う。
この製品はブラックフライデーやプライムセールなどで定期的に安くなっているようなのでセール時には要チェック。
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