巷に溢れている中華製のThunderboltケーブル。色々あるがどれが怪しい製品でどれが大丈夫な製品なのかいまいちわからない。
そんな中、半分博打で中華製Thunderbolt4ケーブルを購入してみたのでレビューする。
ORICO L字型 Thunderbolt 4 ケーブル 0.8m
今回購入したのはORICOというメーカーのL字型のThunderbolt4ケーブル。パッケージは今風のちょっとおしゃれな感じ。
裏面はもろ中国語でザ、中華って感じ。Thunderbolt4は印象を受けないと名乗れないと記憶していたが、果たしてこのケーブルは認証を受けているのだろうか・・・
パッケージの側面が水色でどことなくAnkerっぽいのは気のせい。
ケーブルはこんな感じ。布製で線はちょっと太め。既存で使っていたThunderbolt3ケーブルよりも太いので取り回しは苦戦しそう。ただ、断線する心配は無くなる。
やたら転送速度を強調する製品である。。そういえばパッケージにも同じ表記がされていたな・・・なんかあまりかっこいいデザインではないのでこのロゴはいらないかな。。。
早速使ってみる
今回このケーブルを購入したのはCalDigitのTS3PlusのドックとMacBook Airを繋げるために購入した。
もともと付属のケーブルを使用していたのだが、MacBook Airを置いているスペースが狭くてケーブルが曲がってしまっていた。
もうちょっとMacBook Airを広い場所に設置できればいいのだが、机がそこまで広く無い上に、モニターを2枚置いているせいでそれも叶わない。
L字ケーブルにするとこんな感じでスッキリ。ケーブルが押されないことで端子への負荷も軽減されるであろう。
ケーブルの曲がり具合のせいでMacBook Airを持ち出したときに、この位置に戻してもケーブルを刺さないこともあった(ストレスに感じていた)がそれが完全に解消された。
遠くから見てもスッキリしている。
ただちょっと気になる点としては、このケーブルは少し太い且つ布のような素材でできているためか、ケーブル自体に曲がり癖がついている。この癖がしばらく使って直ればいいのだが、現状はこの癖が取れていない。
L字ケーブルの自分の使いたい方向と逆の癖がついてしまっているのでそこがちょっと気になるポイント。
転送速度とか
中華製ケーブルを使うことで気になるのが転送速度の問題。残念ながら私はThunderbolt4の実力をフルパワーで試すようなSSDなどを持っていないが、手持ちの”そこそこ”のスピードが出るSSDで試したが特に速度低下などは感じなかった。
こちらがTS3の標準のケーブルを使用した時のSSDの転送速度。
こちらがOricoのケーブルを使用した時の転送速度。数値的には1MB/Sほど低下している感じだが、まあ誤差だろう。
実際にCaldigitのTS3 Plusに接続して、フルHDの外部ディスプレイを2枚表示、かつ片方はDisplay Linkでの接続だが全く問題はない。
充電についても87W出ている。ケーブル自体の性能は100Wのようだが、CalDigit TS3 Plusは最大出力が87Wなので、問題なく最大出力が出ている。
まとめ
良いところ
・L字のケーブルで狭いところに設置しているMacBook Airと親和性が高い
・私の環境下だと目立った不具合なし
気になるところ
・ケーブルの癖がついている
・ケーブルの先端に無駄なロゴは正直いらない
以前から気になっていたdockとMacBook Airを接続するためのケーブルの改善を行った。ちょっとした変化だが見た目もスッキリしたし、ケーブルを接続する時のストレスが減った。
色々なケーブルが溢れかえっているThunderbolt4ケーブルだが、中華製の怪しい製品が多いのも事実。今回購入した製品は不具合なく使えているため、Thunderbolt4ケーブルで迷われている方は候補の1つにしてみてはどうだろうか。
コメント
コメント一覧 (2件)
この記事に助けられました。ありがとうございました。
お役に立てたようでよかったです。Thunderboltケーブルは色々あって迷いますよね。