めちゃくちゃ楽しい中望遠単焦点、FUJIFILM XF90mm F2 R LM WR

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私は写真がそんなに上手じゃないのであまりレンズのレビューはなぁと思っていたのですが、このレンズ楽しい。楽しすぎるので記事にしたい欲が抑えきれずに作例と共に記事にします。

目次

XF90mmF2 R LM WR

XF90mm F2 R LM WRは富士フィルムお単焦点レンズ。APS-C用レンズなので90mmですが、35mm版換算としては135mmの中望遠のレンズとなる。

スペック

XF90mm F2 R LM WRのスペックは下記の通り。

項目
レンズ構成8群11枚 (EDレンズ3枚)
焦点距離f=90mm (35mm判換算:137mm相当)
画角17.9°
最大口径比(開放絞り)F2
最小絞りF16
絞り形式羽根枚数:7枚(円形絞り)、ステップ段差:1/3ステップ(全19段)
最短撮影距離(撮像素子面から)0.6m~∞
最大撮影倍率0.2倍(0.3倍 ※35mm判換算)
外形寸法:最大径×長さø75.0mm x 105mm
質量540g
フィルターサイズø62mm

このレンズは2015年のレンズと少し古いレンズとなっており、そろそろ新しいモデルが出てくる時期かもしれない。

しかし、そんな古さなんて全く気にならなないほどキレッキレの神レンズとなっている。

ちなみに手振れ補正は搭載されていないため、ボディに手振れ補正が無い機種で使う場合は少し取り扱いが難しいレンズだ。

X-T5に装着してみた

富士のハイエンド機の中ではコンパクトなX-T5に装着するとこんな感じ。

バランス感としては少しレンズが大きい感じだと思う。ただし、重量はそこまで重くないため、首から下げて持ち運ぶ分には問題は無い。

ただし、片手でスナップ的に撮影するのは難しいかな。X-E4等さらに小型な機種や、グリップが無い機種だと少々取り回しに苦戦するかもしれない。

レンズフードを付けると更に長くなる。正直取り回しが億劫なのであまりレンズフードを使う事は無いかな。

そもそもレンズ本体に対してこのレンズフードはすごく安っぽい。

XF90mm F2 R LM WRを使ってみて

ここからは私の拙い作例と共に、このレンズを使った感想を書いていきたいと思う。

まず最初にファインダー覗いた感想しては、ファインダーの時点で「なんじゃこりゃ」。解放なのにキレッキレ。

ただのリップクリームの写真なのになぜかエモさを感じる。

繰り返すが私は写真についてセンスも技量も無いのにこのキレッキレな描写と美しいボケで自分が写真上手になったと錯覚するほど。

焦点距離が90mmですが、60cmまで寄ることができるのでマクロというと大げさだが、花なんかを撮影するのにも向いている。

中望遠なのを生かして圧縮効果+キレキレ描写でこんな写真も撮ることができる。構図とか意識してないのになんか良い感じ。

AFも速いのでサッと構えて被写体をとらえることができる。富士フィルムのカメラはAFが遅い、いまいちという評判が多いが、このレンズは古いレンズなのにもかかわらずAFはかなりリニアだ。

壁の質感もしっかり捉えている。解像感が良くてカメラで撮影写真を確認してもおおっとなるが、PCのモニターで確認すると更に感動する。

ポートレートにも向いているレンズだとは思うが、開放で撮ると背景がボケ過ぎるため、旅先の記憶にするのには向いていないのかな。

この画角は縦構図の方がしっくりくることが多い。

まとめ

良いところ
・中望遠でキレッキレの画が撮れる
・画質が良くて撮影していて楽しい
・楽しい!楽しい!楽しい!(錯乱)

気になるところ
・値段はやや高め
・スナップシューターとして使うにはレンズが大きい

私が持っているXFマウントのレンズの中に18mmm-300mmのズームレンズがある為、正直このレンズは要らないかな?と思っていた。しかしネットの評判がすこぶる良く、家電量販店で試写したときに適当に店内を撮っただけなのにキレッキレの写真が撮れ、思わず購入してしまった。

購入したことに後悔は全くない。換算137mmは正直小さな自分の子どもを撮影するという用途には使いづらいだが、出かける時には必ず持っていく一軍レンズとなっている。

それほどこのレンズは楽しい。フジフィルムのXFマウントを使っているが、このレンズを持っていない人。このレンズは買うべき!ですよ。

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この記事を書いた人

どうもZuxikkuです。
日本語だとズィックだとかジックって呼ばれています。
外国の方だとズクシーとか。ガジェットとか新しいもの大好き。

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