手軽さは正義。
手軽なスキャナーが欲しくなった
近日中に引っ越しを控えている我が家。無駄に保管していた紙の書類が溜まっている。ここ最近仕事では書類も電子化され、めったに紙の書類を手にすることはなくなったが、家ではまだまだ保育園の連絡の紙や市役所から紙の書類が送られてくる。引っ越しに向けてそのあたりの書類も断捨離したいが、捨てていいものか悩む書類がある。

私は昔から本の自炊をしてScanSnapのS1500を使っていたが、ここ最近自炊も完了し、新しい本はkindleで読んでいるため、すっかり出番をなくしていた。
そもそもScanSnap S1500は有線接続で、場所も取るので机の上に常設していない。使おうと思うとパソコンを立ち上げて、押し入れからS1500を取り出して、ACを接続して、USBを接続してとめちゃくちゃめんどくさい工程を踏まないといけないので、なかなか普段溜まっていく書類をスキャンしておこうという気になれなかったので、もっと手軽なスキャナーが欲しいと常々思っていた。
そうなるともっと小型で手軽なハンディレベルのScanSnap iX100が候補に挙がってくるのだが、いかんせんiX100は約10年前に発売された機種で、充電端子がMicroUSB。
ここ最近はiPhoneもUSB-Cになり、身の回りの端子がUSB-Cに統一されてきたのに今更MicroUSBの機器を買うのはなぁ..と思っていたら、なんとScanSnap iX100がバージョンアップし、USB-Cを搭載したiX110が発売された。
これはぜひ購入して、必要か必要じゃないかが分からない書類をスキャンして断捨離しようと思い、iX110を購入した。
iX110のスペック
iX110はiX100とほぼ同じスペックで発売された。唯一変わった点はUSB-Cに対応したこと。
| 項目 | ScanSnap iX110 | ScanSnap iX100 |
|---|---|---|
| 製品名 | ScanSnap iX110 | ScanSnap iX100 |
| 対応サイズ | A4まで(A3非対応) | A4まで(A3非対応) |
| スキャン方式 | 片面(1枚ずつ) | 片面(1枚ずつ) |
| 読取速度(A4 カラー 300dpi) | 約5.2秒/枚(片面) | 約5.2秒/枚(片面) |
| 解像度 | 最大600dpi | 最大600dpi |
| 接続方式 | USB-C(USB2.0準拠) / Wi-Fi | USB(Micro-USB) / Wi-Fi |
| 電源 | バッテリー内蔵 | バッテリー内蔵 |
| バッテリー持続 | 約260枚(満充電時) | 約260枚(満充電時) |
| 本体サイズ | 約273×47.5×36mm | 約273×47.5×36mm |
| 重量 | 約400g | 約400g |
ほぼ同じというか、まったく一緒ですね。これ、もうちょっと改良があってもいい気がしますが、それほど完成されているということなのだろう。
開封の儀
というわけで開封の儀
箱はシンプル、付属品は最小限

まあ、今どきはシンプルな箱とゴテゴテした化粧箱の物の二極化している気がするが、ScanSnapはシンプルな見た目でした。まるで業務用。

ただ、開けると「Hello new lifestyle」というちょっとした演出がある。
紙を電子化する機械なのに紙の説明書が付いているとはこれいかに。

付属品は本体と、充電用のケーブルと、保証書・説明書のみのシンプルな構成だ。
本体はやっぱりコンパクト

箱から取り出すとスキャナーのコンパクトさがより際立つ。

本体はこんな感じ。カバーが勝手に開かないように養生テープと、スキャナーをPCに接続する前にScanSnap用のソフトをインストールする旨の警告シールが貼られている。ダサい。

裏面はすべり止めのシールと仕様などが書かれたシールが裏面全面に貼られている。ダサい。

本体の側面?にはWi-FiのON OFF切り替えとWPSのボタンのみが配置されている。

じゃーんと。これが今回の目玉のUSB-C。隣にはストラップホールがある。こんなものにもストラップホールを付けるというのもなんとなく日本企業の製品っぽい。

私が今までもっていたScanSnapは富士通のロゴが入っていたが、iX110はRICOHの文字が。
ここ最近のPFU事情を調べていなかったので知らなかったが、どうやら2023年からPFUは富士通の傘下からRICOHの傘下に変わっているらしい。
そのため、前モデルのiX100は富士通のロゴのモデルとRICOHのロゴのモデルが混在しているようだ。
早速使ってみる。が・・・
という事で、開封してみて早速使ってみる。

蓋をパカっと開けて、さっそくスキャン開始!といきたいところだけれども、なんとこの機種は初めにケーブルでPCに繋がなければいけない。
せっかくコンパクトでWi-Fiで接続もできるのにここはいまいちな導入体験。
この製品を使うためのScanSnap Homeというソフト、いまいち使い勝手が良くない。めちゃくちゃ複雑!というわけではないけれども、いまいちパッと分かり辛いUI。
せっかく小型で開くだけでスキャン開始になるのに何で初期セットアップにPC必須にしているのだろうか。。
しかも極めつけにこのiX110を使うためにはScanSnap S1500のソフトを削除する必要がある。正直、なんでソフトが共存出来ないのか理解に苦しむ。iX110とS1500を共存させるには、片方のソフトを仮想環境にインストールするなどの工夫が必要。
私は、WMwareにWindowsをインストールし、仮想環境上にS1500用のソフトをインストールして使っている。
仮想環境上のドライバでもちゃんと動いてくれたので、そこは一安心。
日常での使い勝手
まあ、ソフトについてボロカス書いてしまったが、一度パソコンでセットアップしたら、あとはパソコンを起動していなくても、スタンドアロンでもスマホ接続でも使用することができる。

購入するまでいまいち使い方が分かっていなかったがiX110を起動して、パソコンのScanSnapやスマホのScanSnapアプリがが起動していれば自動的にそれらに接続しに行く。
もし起動していなければ、ScanSnapのランプがピンク色に点灯し、自動的に指定したクラウドストレージに保存される。
ここの使用体験は良くて、S1500みたいに本体を取り出して、ケーブル繋いで、、というめんどくさい行為が無く、さっと開いてさっとスキャンを開始できる。

今まで、S1500を使っていた時は用意するという行為がめんどくさすぎて使わなくなっていたが、この手軽さなら使ってもいいなと思える。
スキャンの速度
スキャンの速度は、お世辞にも早いとは言えない。しかも手差しで1枚ずつスキャンする紙を挿入しないといけないので、ハイエンド機種の様にセットしておいてあとは放置といった使い方はできない。
が、これが問題になるかといえばiX110においては気にならない。スキャンスピードが速くないからと言ってこの機種のデメリットにはならないと思う。
そもそもiX110で大量の本などをスキャンしようとする人はいないとは思う。そのため、多少スキャン速度が遅くても問題にはならない。(少なくとも私は)
その後の評価
ここまでは、ScanSnap iX110を購入してすぐに書き上げた文章だった。
実はここまで書いた後に自身の引っ越しやらなんやらで3カ月近く記事を放置してしまった。
で、今の評価はどうかというと・・・
自分の使い方にはiX110はピッタリだった。
という評価。
もともと所有していたScan Snap S1500はしばらくしたら押し入れの奥底に眠ってしまっていたが、iX110の常備ポジションは手の届きやすい防湿庫の上。

筐体がコンパクトなのと、いちいちケーブルの準備をする必要が無いので今でも一軍ガジェットとして君臨している。

手軽さが売りなiX110は時にはリビングのキッチンの上にいることも。
まとめ

いつも物を買うときは常にハイスペックの物が良いと思っていた時分だが、今回は手軽さを売りにしたスキャナーを買ってみた。
確かに数年前の自分なら1枚ずつ手差しをしないといけないスキャナーは使う気になれなかったもしれないが、今は考えを改めた。
手軽さは日々溜まっていく書類を目の前から消してくれる最強の武器なのだ。


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