長らくSONYのReaderを使用していた私がようやくAmazon Kindleに乗り換えたのでレビューしてみる。
私は今までずっと電子書籍はSONYのReaderを利用していた。使っていたReaderは2010年に発売されたPRS-350だ。実はこの端末は自分で購入したわけではなく、譲ってもらったものだが、文庫本サイズで且つ軽量だったため分厚い本を自炊して読むことをメインで利用していた。
ここ最近ではAmazonで購入したKindleの本をReader用に変換し、読んでいた。
しかし、端末も8年が経過したことで樹脂が割れたり、バッテリーの劣化が目立ってきたためこの度新しい電子書籍端末を購入した。
購入の条件
電子書籍端末を購入するにあたり、私の条件は
- 電子ペーパー端末であること
- 文庫本サイズであること
- 軽量であること
- 値段は2万円以下
の条件で端末を探した。正直、電子書籍端末の選択肢はあまり多くなく、選ぶとしたら楽天のKOBOかAmazonのKindleかとなってしまう。
今回私はKindle本を読むことを考慮して2015年に発売されたKindle Paperwhite 第7世代を購入した。
SONY Readerとの正直な感想
ここで正直なSONY Readerと比較した感想を述べておきたい。
とても便利な端末だけど、所有する満足感はない
だ。
Kindle Paperwhiteを初めて手にした時、一番初めに感じた印象は「安っぽい」だった。SONY Readerは筐体に金属が使われており、軽いけどそこそこの高級感と重さ加減あった。しかしKindle Paperwhiteの筐体はオールプラスチック。しかも本体裏を触るとたわむのがわかる。SONY Readerではそんなことはない。
SONY Readerとほぼ同価格でWi-Fiが搭載されていたり、バックライトが搭載されているなど機能が増えている分、品質やクオリティにしわ寄せがくるのはしょうがないかなぁとは思う。
機能性や利便性の感想
機能性や利便性はダントツKindleが高い。何よりスマホやPCで購入したKindle本が自動でKindle端末に転送される機能はSONY ReaderだといちいちPCでダンロードして変換して、、、といった工程を踏んでいた自分からするとかなり便利。
しかもWi-Fi環境下であれば端末自身でも本を購入してダウンロードすることができる。トップの画面でおすすめの本も表示されるため、次々本を読むことができる。
バックライトも搭載していて夜暗い中でも本を読むことができるのも嬉しいポイント。基本的には本は明るいところで読むことをおすすめするが、夜の電車のホームなどどうしても光源が少ないところがある。そんなところではバックライトが活躍する。
結局、購入して良かったか。
結論としては自分の中ではもっと早くReaderからKindleにしていたら良かったなと感じた。今まで本を読むたびにいちいち変換作業をしていたのはなんだったんだといった気持ちになる。本は読んでこそ本であり、持ち運ぶために一苦労があるのでは本を読むのが億劫となってしまう。
Kindleであればサクッと本を購入してサクッと読み始めることができる。今までReaderで苦労して本を読み始めていた人はもっと気軽に本を楽しむ環境が手に入るはずだ。
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