2019年5月22日、AppleがMacBook Proの2019年モデルを発表した。
新しい物好きの人は新モデルが出る毎に最新モデルのスペックを確認し、ベンチマークを確認し、何が変わっているか、どう良くなっているかを目を皿の様にして確認している事であろう。もちろん私もその中の一人だ。
私は2018年の13インチモデルを使用しているのだが、2019年モデルと比較して「買い」かどうか考えてみたので書き留めておく。
結論:2018年モデルのMacBook Pro 13インチからだったら「買いではない」
いきなりだが、私の結論としては2018年モデルのMacBook Proからは買い替えるに値しないアップデートだったと思う。
今回の目玉のアップデートはおそらく15インチのMacBook Proだろう。なぜなら15インチのMacBook ProはCPUが第9世代のIntel CPUにアップデートされているのに対し、13インチはCPUのアップデートはされているが、第8世代のCPUのままである。
私は持ち運びの事を考えてMacBook Proはいつも13インチを購入している。次買うとしても13インチを購入する予定だが、今回の13インチは残念アップデート感が否めない。
前回の2017年→2018年はCPUのコア数が13インチも2コアから4コアと大幅スペックアップした。このおかげでMacBook Pro13インチの下位モデルであるi5モデルでもメインで使用しているi7 2600Kとほぼ同等の処理速度となっている。
それに比べて今回のアップデートの内容は13インチにおいては実質グロック数の微小アップにとどまっている。
2018年モデルより以前からの買い替えは「あり」
ただ、2018年よりも前の機種を使用している場合は別。
2018年モデルから13インチモデルはは前述の通り大幅なスペックアップを果たしているため、
2018年モデル以降に乗り換えることで処理速度向上を望める。
ベンチマークにおいても2017年モデルのCPUと2018年モデルのCPUではスコアに大きな差がある。
一応2018年モデルと2019年モデルのスペックおさらい
一応13インチの下位モデルでの2018年モデルと2019年モデルを比較してみる。ここで記載するのは下位モデルのいわゆる吊るし販売モデルだ。
2019年 | 2018年 | |
CPU | 2.4GHzクアッドコアIntel Core i5 128MB eDRAM |
2.3GHzクアッドコアIntel Core i5 (Turbo Boost使用時最大3.8GHz) 128MB eDRAM |
グラフィックス | Intel Iris Plus Graphics 655 | Intel Iris Plus Graphics 655 |
メモリ | 8GB | 8GB |
正直特にスペックに変化がないので書くことがないが、CPUの周波数が若干向上している。
まとめ
2018年モデルを使っている私から見た2019年モデルについて綴ってみた。
そろそろ大幅アップデートが来る時期かなと思っていたが、今回もお預けの様だ
2018年モデルを買った私としては、お財布事情もるのでがっかりしたようなほっとしたような。とはいえ普段は自作のWindowsPCを使っていて、MacBook Proの出番は写真の現像の時くらいだが・・・
Appleの次期MacBook Proに期待を寄せつつ待つことにしたい。
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