ルーロミニ(RULO mini)レビュー。購入したら生活が変わるほど、むっちゃ良い。

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ルーロミニ(RULO mini)を購入してから3週間ほど経過した。自分なりの使い方や良かった点、気になる点が見えてきたので紹介する。

結論を先に書いておくとむっちゃ良い!



目次

Panasonic ルーロミニ(RULO mini・MC-RSC10)外観・スペック

created by Rinker
パナソニック(Panasonic)
¥36,999 (2024/03/29 10:51:00時点 Amazon調べ-詳細)

ルーロミニは小さいことが特徴のPanasonicのお掃除ロボット。お掃除ロボットで有名なルンバは横幅が大体35cmあるのに対し、ルーロミニは27cm。

ただし、横幅が27cmだからと言って27cmの幅の場所に入れるわけではないのでご注意。

スペック
サイズ 幅249mm×奥行249mm×高さ92mm
充電時間 約3時間
動作時間 約80分
ブラシ数 サイドブラシ1個、中央ブラシ1個
フィルター ネット、スポンジ、不織布フィルター
最大稼動面積 20畳

使ってみて

ルーロミニを購入してから3週間ほど経過。ほぼ毎日使用しているので良かった点を中心に感想を書いていきたい。

小さいロボット掃除機は賃貸にぴったり

賃貸に住んでいる場合、一軒家に比べて手狭な事が多いと思う。かくいう私の部屋もそこまで大きいわけではなく、所せましと家具が並んでいる。

引っ越してきたときはお掃除ロボットのことなど何も考えていなかったのでお掃除ロボットが困るような足の間隔が狭い家具を選んでしまっている。

ところが、ルーロミニであれば本体のサイズが小さいため狭い部屋でも全く問題ない。家具を置いていない広い部屋でも縦横無尽に掃除してくれるので全く問題ない。

正直ルンバ等今売られているロボット掃除機は日本の家には大きすぎだと思う。ロボット掃除機を充電しているときはただの物置と化するのを考慮に入れてロボット掃除機は選ぶべき。

音ひかえめモードで使えば隣の部屋にいても音が聞こえない

ルーロミニの特徴的な機能として、音ひかえめモードがある。

吸引力を落として音を小さくする仕組みだが、その代わりに走行スピードが遅くなる。

走行スピードが遅くなるため掃除の時間が長くなるが、自分で掃除するわけではないので掃除時間が長くなることは特にデメリットではない。また、走行速度が遅くなることでルーロミニが誤ってゴミを蹴散らすことも少なくなる。

私は常に音ひかえめモードで使用しているが、ゴミが取れないなどといった事は無い。

もともと通常モードでもめちゃくちゃうるさいと言うわけでもなく、ハンディ掃除機よりも小さい音なので賃貸やマンションでも問題なく使用できると思う。

正直吸引タイプのお掃除ロボットはうるさいという先入観から購入を控えていたが、杞憂だった。

壁に極力当たらない

ロボット掃除機が発売された当初、私は大学生で家電量販店のアルバイトをして、ロボット掃除機は壁にガンガン当たって方向転換して結構お馬鹿さんだなという印象が強かった。

しかしルーロミニは違う。ルーロミニはセンサーで壁に極力当たらないように避けてくれる。そのため、壁に傷が付いたり壁を突っついて隣の部屋の人の迷惑になることも少ない。

サイドブラシが1つしか付いていないことはあまりデメリットではない

ルーロミニは本体が小さい代わりにゴミを掻き出すためのサイドブラシが1つしか搭載されていない。

多くのロボット掃除機は2つ搭載されていることが多いが、本体のサイズから鑑みるとこれは致し方無い。

ただ、ルーロミニはうまい具合に1つのサイドブラシを使うように走行がプログラムされている様で、常に本体右を起点に壁に沿うように走行するため、1つのサイドブラシをうまいこと使って掃除してくれる。そのため、サイドブラシが1つしか付いていなくても全く問題ない。

また、ルーロミニは中央にもブラシが付いている。このブラシは機種によっては付いていないものもあるが、私は断然ここにブラシが付いている機種を選んだほうがいいと思う。

このブラシが付いているおかげでカーペットに絡まったゴミや髪の毛も掃除をしてくれる。

ちょっとした段差なら乗り越える

今まで使っていた(もちろんこれからも使うが)ブラーバは床拭きロボットの為、段差は全く乗り越えることができなかった。

しかしルーロミニなら足にある程度ストロークがあるため、1.5cmぐらいの段差なら乗り越えることができる。そのためしっかりと固定されているカーペットなら乗り越えて掃除してくれる。

ただ、これは逆に欠点になることもあり、2cmぐらいの段差を勢い余って乗り越えた場合、亀になって身動きが取れなくなることもある。その場合は段差などにステップを設けるなどの工夫が必要。

毎日ロボット掃除機に掃除機させることで清潔を保てる

これはルーロミニに限ったことではないが、ロボット掃除機はボタン一つで掃除をしてくれるので毎日出かける前にセットしておけば常にキレイな部屋を保てる。

今までは土日にコードレスクリーナーで掃除をすると決めて、掃除の時間を取っていたが、ルーロミニが来てからは休みの日に特別掃除はしていない。床掃除はルーロミニにお任せ状態。

小さな子供がいると食べこぼし等が多くなるが、それらが気にならなくなる程度にはルーロミニはしっかりと掃除をやってくれる。

我が家のルーロの使い方

(ルーロミニのダストボックス。ワンタッチでゴミを捨てられるので手間は無い。)

1.朝、床に置いてある座布団やおもちゃを片付ける(片づけるといってもソファーの上に避難させるだけ)。特にスマホのコードは巻き込むと怖いので念入りにチェック。

2.仕事の出勤前にルーロを起動させる。

3.帰宅後、ルーロのゴミを捨てる。

これだけ。ロボット掃除機あるあるだが、ロボット掃除機の為に部屋を片付けるようになるのでより部屋がきれいになる。

なのでロボット掃除機は整理整頓にもおすすめ。

家具にひと工夫が必要

ルーロミニはコンパクトだが、分厚さについてはそこまで薄いわけではないので家具によっては入り込めない場合がある。

また、私の家のリビング机は少し特殊な形状をしているのでルーロミニが乗り上げてしまうといったことが多発した。

そのため私はリビングの家具をひと工夫し、ルーロミニがスムーズに掃除できるようにしている。

ソファーのかさ上げ

ソファーがほんの少しだけ高さが足りなかったため、ソファーを市販のゴム足でかさ上げしている。これのおかげでソファーの下もスムーズに掃除ができる。

リビングの机のかさ上げ

こちらは逆にかさ上げすることでルーロが乗り越えられないようにしている。東急ハンズで購入した丸い1センチほどのゴムを使用。

ロボット掃除機が乗り上げなさそうで乗り上げてしまって困っている場合は1センチほど嵩上げすれば乗り上げなくなる。

テレビボードの嵩上げ

テレビボードも数ミリ高さが足りなかったのでホームセンターのゴムでかさ上げ。あまりギリギリの高さだとルーロミニが何かに引っ掛けた拍子に高さが変わって引っかかることがあるので少しだけ余裕をもってかさ上げをすることをお勧めする。

不満点・気になる点

おおむね快適に使っているルーロミニだが、値段も控えめで機能が限られているがゆえに気になる点もいくつか

タイマーが時間指定できない

(※息子の手。息子もルーロがお気に入り)

ルーロミニのタイマーは1~9時間後に起動するといった設定しかできない。そのため、毎日設定しないといけない。できれば毎日6時に起動といったタイマーが設定できればいいのにと思う。

ただし、それでもゴミ捨てという作業する必要があるので、それすらめんどくさい場合は最新のルンバの上位モデルを買うしかない。(ただしかなり巨大だが・・・)

走行音が大きい

ルーロミニは吸引の音は静かだが、走行音がそこそこうるさい。

ルーロミニのタイヤは固いので走行するとドタバタと音が発生する。賃貸やマンションなどで、上の部屋で動いていると気になるかもしれない。

後輪がただプラスチックにクッションを巻いた構造でサスペンションではないことも要因の1つだろう。

しかし、音ひかえめモードで掃除させれば走行スピードが遅くなるのである程度改善される。賃貸やマンションでは常に消音モードで使うことになると思う。

サイドブラシが見るからに弱そう

ルーロミニのサイドブラシは他のロボット掃除機の例に漏れずかなり弱そう。コードなどを巻き込むとすぐに毛が抜けたり形状が変わりそうだ。

そのためルーロミニが誤ってコードを巻き取らないよう、気を使う。もし、サイドブラシが破損すると部品交換で1300円ほどかかる。

もうちょっとこの辺りを工夫して丈夫に作ってくれたら消耗品を気にせず使えるのにな、、

ランダム走行は無駄が多い

ルーロミニの走行パターンは、初めに部屋の隅を掃除した後に縦横無尽にへやを走るランダム走行に切り替わる。

このランダム走行がかなり無駄が多い走りかただ。本当にランダムに走ってしまうため、部屋のゴミを取り切れないこともある。ゴミを吸えるかどうかは博打状態。

その博打を時間をかけて掃除することでヒット率を上げるといった走行の考え方っぽい。正直ランダム走行をしている姿を見るとうーん。あほの子や・・と思ってしまう。

その点ブラーバは部屋の形状をある程度認識し、無駄なく掃除しているので、その点ブラーバを見習ってほしい。

最近の吸引タイプの掃除機はランダムではなく、無駄なく掃除するパターンが多い。この辺りはやっぱりお値段なりの低スペックなロボット掃除機という印象を受ける。

ロボット掃除機はほんと良い!

ブラーバである程度ロボット掃除機の魅力はわかっていたが、自動的にステーションに戻ってくれていてゴミを捨てるだけのロボット掃除機は本当に便利。ボタン一つで(機種によってはそれすらいらない)掃除されているのはこんなに良いものとは・・・

今までは「あー床にゴミ落ちてるな・・・」とか「カーペットにホコリ絡まってるな・・・」とか気にしていたがそれがない。ルーロでなくてもロボット掃除機全般に言えることだが、生活を変えてくれる素晴らしいアイテムだと僕は思う。一人暮らしをこれから始めようとしている友人には是非買うべきアイテムとオススメしているぐらいだ。

まとめ

良いところ

  • 本体の小さく賃貸や狭い部屋でも使うことができる
  • 消音モードで音を気にせず使うことができる

×微妙なところ

  • タイマーやスマホ連携等”今どき”のお掃除ロボットの機能が無い
  • お掃除の効率が悪い

小さな本体、消音モード、壁にガツガツ当たらない。さすが日本メーカ、日本に適したモノづくりをしているなと思う。

お掃除ロボット使ってみたいけど、サイズがな・・・音も気になるし・・・という人はルーロミニ、おススメします。

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この記事を書いた人

どうもZuxikkuです。
日本語だとズィックだとかジックって呼ばれています。
外国の方だとズクシーとか。ガジェットとか新しいもの大好き。

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